人生の活力は物欲なり

物欲のままに買った物を中心としたレビューを書いています

映画のレビュー

「ドリーム」感想。邦題で損をしているが、見ていて元気が出る良作

1960年代アメリカの有人宇宙飛行計画(マーキュリー計画)の裏方として活躍した黒人女性の物語。 原題は「Hidden Figures」で直訳だと「隠された人間」になるが、あえて和訳すると「知られざる人々」になるんだろうか?どこをどうやって「ドリーム」になった(し…

「ユリゴコロ」感想。タラレバ言ってるコメディーよりも吉高の素材を活かしているが…

吉高由里子の主演映画としては「僕等がいた」以来だから5年振り?意外に間隔が開いた印象だ。 物心ついた時から、「人を殺すこと」だけが「ユリゴコロ」(後に「よりどころ」の聞き間違いと判明する)の女性(吉高)の半生を、その息子(松坂桃李)が末期ガンの父親…

「関ヶ原」感想。司馬遼太郎小説のまっとうな映像化作品

それなりにヒットしている「関ヶ原」。 原作は、個人的に司馬遼太郎の歴史小説の中で一番好きな作品であり、合戦そのものよりもそれに至る石田三成と徳川家康の駆け引きや根回しの描写にページを割いていて、戦術よりも戦略を重視する司馬遼ならではの歴史小…

「エイリアン:コヴェナント」感想。「エイリアン」の原点回帰

「リドリー・スコットの『エイリアン』なら見ねばなるまい!」と気合いを入れて見に行った「プロメテウス」から早5年経つ。 「エイリアンシリーズの前日譚」との前宣伝の割に、「第1作に繋がらない」と言われて、あまり高い評価を受けなかった「プロメテウス…

舞台「百鬼オペラ 羅生門」感想。躍動する満島ひかり

昨日の「ワーニャ伯父さん」に続いて、満島ひかりの舞台「百鬼オペラ 羅生門」を観に行った。 他にはダブル主演で柄本佑、仮面ライダーメテオの吉沢亮が出ている。 芥川龍之介の同名小説と「鼻」と「蜘蛛の糸」をミックスしたストーリーを外国人が演出した作…

舞台「ワーニャ伯父さん」感想。黒木華の凜々しさと宮沢りえの妖艶さ

数年前から、東京に来た時は何かを「生で見る」事にしている。 映画なら地方でも見られるし、パソコンやカメラ等の電気製品もAmazonやヨドバシのサイトで買えるようになったので、田舎に居るハンディはあまり感じなくなった。 そんな中で、演劇でもコンサー…

真面目な青春映画ではあるが、真面目すぎて物足りない――「パワーレンジャー」

「特撮」はそれなりに見ているが、現行の「キューレンジャー」の劇場版を見に行くほどではない私。 「パワーレンジャー」も名前や成り立ちは一通り知っているが、番組自体はケーブルTVでやっているのをチラッと見た程度しか知らない。 そんな状況なので見に…

なんの捻りもないが、きちんと面白い良作--「オケ老人!」

「杏の初主演映画!」と聞いて是非観に行こうと思っていたら、何故か松山地区では全国公開初日の11月11日にはどこの映画館でも掛かっていなかった作品。少し遅れて松山でも1館だけで公開となったので、公開2日目に見に行った。(見たのは少し前になる。感動を…